映画「白鳥麗子でございます!THE MOVIE」(6月11日全国公開)に出演する人気男性アイドルユニット「BOYS AND MEN」の水野勝(25)と小林豊(27)が12日、名古屋市内で同映画の見どころと今年後半の“野望”について語った。
人気を博した同名漫画が実写化されるのは20年ぶり3度目。今作は1月から3月まで全国放送されたドラマの1年後を描く。テレビ版と同じくヒロイン・白鳥麗子に河北麻友子(24)、交際相手の秋本哲也を水野が演じる。また新キャラのライバル役、御曹司・桐生希一を小林が務めた。
水野は「1年後の哲也と麗子さんの関係性をどこまで進めるか、事前に監督と哲也と麗子さんで話し合って決めました。なんというか、映画の外でも哲也と麗子さんの関係のままなんです(笑い)。話もスムーズにまとまりました」。
とはいうものの、撮影現場での河北は“お嬢様”ではなく、非常にフレンドリーで「場を盛り上げてくれる、太陽のような存在」(水野)だったとか。また、手作りスイーツを差し入れてくれたことがあったそうで、パティシエの経験を持ち、NHKの料理番組に出演する小林は「僕はそういうサプライズが大好きで、それだけで感動したんですが、キャラメル風味のクッキーで、しかも差し入れの仕方が自然なんです。100点!」。出来栄えも完璧だったという。
「仮面ライダー鎧武/ガイム」ですでに全国的活躍をしていた小林に加え、ボイメンリーダーの水野も今回で映画主演3回目。着々と活躍の場を広げているボイメンの今年の目標は「紅白出場」と「レコード大賞」だ。
「名古屋のためにも、頑張りたい。僕たちは笑われるぐらいの目標がいいんです」と水野が語れば、小林も「まだ半年ある。今年の初めにオリコン1位を連続して取れた。応援してくださるファンのためにも、攻めて攻めて攻め抜きたい」と宣言。水野はNHK全国学校音楽コンクール、通称「Nコン」番組内でリポーターやコメント出演もしている。コツコツと実績を積み重ねているボイメンを年末、大舞台で見られるのか楽しみだ。