女優の大島優子(27)と俳優の鈴木浩介(41)が12日、東京・世田谷区の本多劇場で舞台「美幸—アンコンディショナルラブ—」初日前に報道陣の取材に応じた。

 同舞台は女お笑いトリオ「森三中」の大島美幸(36)の夫で放送作家の鈴木おさむ氏(44)が作・演出を手がける。大島優子は小さいころにイジメを受けて心がゆがみ、大人になって猟奇的な愛情の持ち主となった「美幸」を演じる。

 大島は「とにかくセリフを覚えるのが大変。こんなに台本を開けたのは初めてです」と笑う。鈴木は「大島さんはすごい。常に冷静です。〝大島優子最強伝説〟の幕開けです」と大物女優ぶりを絶賛した。

 古巣のAKBグループでは来月「第8回AKB48選抜総選挙」が行われる。大島は「もうそろそろ、ダレてくるころじゃないですか」と鋭いコメントで沸かす。鈴木は「だめだよー!」と大島を制するが、大島は「(ファンやタレントも)全体的にダレてくる」と笑わせた。

 それでも大島は「順位もあるけど、誰がどう動いたのかが大事。どうやって自分をアピールしたのかが大切」と後輩たちにエールを送った。推しメンを聞かれると「お祝いの花を送ってくれたので、『武藤十夢』ということにしておきます」と照れくさそうに答えた。