日本テレビの看板アナとして活躍する桝太一アナ(34)に、具体的なフリー転身話が浮上した。来年3月末で日テレを退社するというものだ。「好きな男性アナウンサーランキング」で4連覇中の桝アナをめぐっては、ここ数年何度も独立話が報じられたが、本人が実際に退社することはなく、自らお笑いネタにしてきたほどだった。

「今回はひょっとすると…という感じ。何たって5月の連休中、日テレ幹部の一部がわざわざ出社し、桝アナの独立情報について事実確認を行ったという話が漏れ伝わっています」(事情通)

 今回、桝アナの独立を仕掛けたキーマンとされるのが、フリーアナの頂点に君臨する宮根誠司(53)だ。

「フリーアナ界で宮根とともに人気を二分する元日テレの羽鳥慎一を口説き落としたのも宮根。桝アナも羽鳥の紹介を受け、以前から宮根と接触しては口説かれていた。宮根がここまで熱心なのは、自身が所属する芸能プロの看板タレントでありながら、役員にも名を連ねているから。会社の売り上げが上がればギャラとは別に役員報酬も入って来る。必死になるわけですよ」(某関係者)

 それにしても桝アナは、なぜ今になってフリー転身に動きだしたのか。

「日テレの年収が安いのはもう有名。桝アナでさえ、年収は1200万円足らず。あれだけ仕事をこなしていたら、フジテレビやテレビ朝日なら2000万円オーバーは確実」(芸能プロ関係者)

 それ以上に深刻なのは、仕事のしすぎで子供と接する時間がなく、家庭不和になっているともささやかれていること。

「仕事や家庭の不満からでしょう。現場のスタッフに当たり散らすんです。飲み会になるとものすごい量の酒を飲み、大暴れする。まさに酒乱を絵に描いたような変わりようなんです。桝アナは9月で35歳。勝負するなら今しかないと腹をくくったのでは」(事情通)

 日テレ幹部は退社を思いとどまらせる説得の真っ最中というが、果たして…。