沖縄県石垣島で“ナチュラリスト”として活躍する益戸育江氏(52=旧芸名・高樹沙耶)を新党改革(荒井広幸代表)が今月10日にも今夏の参院選に擁立する方針を固めた。

 益戸氏は過去にテレビ朝日の人気ドラマシリーズ「相棒」で水谷豊の元女房役を演じていたが、2011年にシーズン10を途中降板した。07年に千葉県南房総市に移住したが、11年には石垣島に転居したことが明らかになった。

「石垣島に転居する前は“エコロジーな生活をしたい”と南房総市で地元の有力者やボランティアに支えられながら、エコハウスやカフェを経営していた。にもかかわらず、黙って石垣島に行ってしまったんです」(ボランティアの一人)

 ドラマ関係者は「所属していた大手プロを円満退社したと言われていますが、事務所の相談もなく降板した。女優としてはあまりに無責任ですからね。事実上の解雇ですよ。石垣島に移った途端に“大麻礼賛”を言いだしたんですから、事務所としては辞めてもらってホッとしてますよ」と言う。

 益戸氏は石垣島に移った翌年の12年7月に大麻の合法化を目指す「大麻草検証委員会」の幹事に就任。医療大麻解禁運動に積極的に取り組んでいる。

 12年のブログでは「大麻草に関する法律を変えたいという思い」「アメリカのワシントン、コロラドで喫煙大麻が合法となりました」などとつづっている。

 古くからの友人は「益戸が大麻礼賛を喧伝するから、地元の住民が『石垣島が大麻の島と見られる』と嫌がってました。南房総市でも同様です。もし当選でもしたら国会で“大麻合法化”を訴えかねないですよ」と語る。