週刊モーニング(講談社)の人気野球漫画「グラゼニ~東京ドーム編~6巻」(作・森高夕次、画・アダチケイジ)の発売を記念して、ガールズユニット「グラゼニ女子」のサイン会が7日、都内の書店で行われた。

 同ユニットは、「グラゼニ」連載5周年を記念して発足したもの。為近あんな、早瀬あや、若菜奈津美、末次まりの、芹玲那、豊島(とよしま)わかな、吉田優織(さおり)、羽渚(うなぎ)さやか、望月茉莉(まり)、日里(ひさと)麻美の10人からなる。現役レースクイーンやグラドル、主婦、女子プロレスラーなど異色の経歴の主が集まった面々だ。

 発足して3か月が経過。4月末にナゴヤドームで行われた「春の竜陣祭」とのコラボイベントなど活動は順調に進んでいるが、グラゼニ女子の悩みは意外に選手との接点が増えないこと。ヤクルトの西田(明央=捕手)好きを以前から公言している現役グラドルの為近は「1ミリもお近づきになれてないです。他の選手のツイッターをフォローしたりもしているんですが、球場で声をかけられることもないです」と嘆く。

 となれば、さらに活動の場を広げ、知名度を上げていくしかない。今後について「実際に球場に行ってお仕事がしたい。野球の雰囲気、楽しさを伝える仕事ができれば」(望月)とメンバーたちのモチベーションは高まる一方のようだ。