【熊本慰問】SMAP中居「たばこポイ捨て」を検証 ネット上には擁護の声

2016年04月27日 05時00分

多大な被害をもたらした熊本地震

 たばこポイ捨て動画に意外にも「捏造(ねつぞう)だ」と擁護の声――。熊本地震の被災地を極秘訪問し、炊き出しに参加した「SMAP」中居正広(43)に、思わぬ騒動が勃発した。中居が歩きながら喫煙し、吸い殻を道端にポイ捨てしたとの動画がアップされたのだ。これまでなら、美談を一気におとしめる行為に非難ゴウゴウとなりそうなものの、今回は様子が違う。なんと「動画は捏造」との声が広がっているから驚きだ。どうやらこのネット住民の反応の変化は、1月の“解散騒動”にあった!?

 中居は24日、被災者が避難している熊本市立長嶺小学校を電撃訪問し、サングラスやマスクで顔を隠した上でチャーハンを振る舞った。極秘で被災地を訪れたが、すぐに素性がバレてツイッターなどで拡散した。「日刊スポーツ」によると、炊き出しだけではなく、マッサージチェア1台と電動足もみ器3台、さらに子供向けのおもちゃを贈呈したという。中居個人の判断で被災地に赴き、当日帰京した。

 ツイッター上には「ありがとう」と中居に感謝する声が次々と上がったが、その一方で想定外の事態にも巻き込まれた。

 日付が変わった25日、中居が現地で歩きたばこをして、“植え込みに吸い殻をポイ捨てした”という動画がアップされ、その真偽をめぐって大きな議論になっている。

 本紙も動画を確認したが、ハッキリとポイ捨てしていたとは到底言えないものだった。植え込みを通り過ぎても、たばこを口にしているように見える。ネット上でも様々な検証がなされて、大方の意見は「捏造」に傾いているようだ。

 本来、著名人のこんな話が出れば、事の真偽はともかく「有名人は何をやってもいいのか!」といった具合にネット上で袋叩きにされるのが常。今回のように撮影者に対し「なぜこんなことをするのか?」と疑問や非難の声が上がり、著名人が守られるケースはかなり珍しい。

 ある芸能関係者はこう分析する。

「現在のSMAPといえば、1月の解散騒動はいまだ消し去れない。当時、独立を画策した育ての親のI女史とそれに追随した中居らは事務所的には“悪者”扱いで(テレビ生出演謝罪の)“公開処刑”となったが、ネット上での印象は真逆。I女史を追い詰めたメリー喜多川副社長、藤島ジュリー景子副社長、1人だけ事務所に残る判断をしたキムタク(木村拓哉)が“悪者”扱いされていますからね。忙しい中、中居は現地入り。そんな中居を叩くな!という空気がネット上で起きている」

 つまりあの解散騒動が中居の支持者を増やして、今回のポイ捨て騒動で予想外の擁護論を呼んだとみられる。支持率アップを改めて思い知らせる話ではある。とはいえ、支援活動に思いがけない“物言い”が付いたことは確か。それでも、中居の被災地支援に対する思いは、誰より熱いことは確かだ。

「東日本大震災の時も、お忍びで福島県を訪れ、炊き出しをしました。また義援金として約2億円の大金を寄付。SMAPメンバー全員が義援金を寄付し、総額4億円を超えたといいますが、中居が一番高額だったよう。基本的にドケチで知られてますが、こういうことが起きると、真っ先に行動しています」と芸能プロ関係者。

 そんな中居本人は、チャリティー活動に積極的な姿を知られることを望んではいない。だからこそ、今回も誰にも知らせず熊本入りし、すぐに帰京したのだ。

「ブログなんかで“いくら寄付した”なんて公表する芸能人もいますが、中居は違う。だから熊本行きがツイッターで拡散してしまったことも、まったく本意ではない」(テレビ局関係者)

 一方、ジャニーズ事務所は東日本大震災のときの慈善活動で、ファンから“不信の目”を向けられたことがあった。

「あの時、ジャニーズ事務所は『Marching J』というプロジェクトを立ち上げ、所属タレントがファンに募金を呼びかけました。募金の使い道として、仙台市の動物公園にパンダを誘致すると表明したことで批判が噴出し、撤回する事態となりました。いまだにファンの不信感はぬぐい切れてない」とはジャニーズに詳しい関係者。

 こんな過去があるからこそ、被災者に寄り添う中居は称賛され、「たばこポイ捨て騒動」でさえ支持率アップの材料になるのかもしれない。