吉本新喜劇座長・すっちー(44)らが23日、沖縄県で開催中の「第8回沖縄国際映画祭」で、「吉本新喜劇映画 商店街戦争~SUCHIKO~」の舞台あいさつに登場した。

 すっちー扮する「すち子」と、元格闘家・武田幸三(43)が演じる熱血漢刑事・春日が、ある商店街で起きた連続行方不明事件を追うアクションバイオレンスムービー。

 すっちーは冒頭で「前回やった新喜劇の映画『西遊喜』がほのぼのした映画。今回はこれ。こんなバイオレンス、子供はついて行かれへん。間はないんかい!」と極端な映画製作に突っ込みを入れた。

 続けて「前回の撮影は3日間ほどで大丈夫かと思ったんですが、今回はみっちり朝から晩まで。ですから、ヒゲが伸びて、すち子がオッサンになってます」と、疲れきって素に戻った姿を見どころ(?)に挙げた。

 そして「幸三さんはお笑いにも興味があるとうかがいまして、今日はチャレンジしたいことがあるそうで」とニヤリ。新喜劇のお約束ギャグ「乳首ドリル」を発動した。武田は、本家である新喜劇の吉田裕(37)をほうふつさせる見事なコンビネーションを披露し、会場を大爆笑させた。

 これに気を良くしたのか、武田は「映画に出させていただきましたが、ちょっとお笑いのほうにもチャレンジしたい」と宣言。すっちーは「だいぶ欲が出てきましたね」と応じた。