新人演歌歌手・村木弾(36)が19日、都内で新曲「ござる~GOZARU~」のコンベンションライブを行った。

 作曲家・船村徹氏(83)の最後の内弟子で、歌手の舟木一夫(71)がプロデュースという豪華な面々のバックアップで2月にデビューした村木。3月には舟木の1か月公演に同行し歌い続けた。「毎日歌うというすごい経験をさせてもらった。これからも歌い続けて、まずはこの歌を自分のものにしたい」と語った。

 1か月間、村木を見続けてきた舟木は「初日と中日過ぎではこんなに顔が変わるものなのか」とビックリ。船村氏もデビューして2か月たった村木に「よその歌い手さんかと思ってしまう。気取っているよね」と冗談を言いながらも、愛弟子の成長に目を細めた。

 この日はレコード店の関係者など100人を前に「ござる~GOZARU~」を歌った村木。「まずは村木という名前を一人でも多くの人に覚えてもらいたい。そして、やるからにはテッペンを目指したい」と目標を掲げた。横で聞いていた舟木が「1か月間、一緒にいたけど、『舟木一夫のような歌手になりたい』とは一度も聞かなかった」とチクリとやると、冷や汗をかいていた。