4月から始まったドラマ「火の粉」(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット、毎週土曜深夜)に主演しているユースケ・サンタマリア(45)と優香(35)が15日、東海テレビで会見を行った。

 同作は雫井脩介の同名原作をドラマ化したミステリーで、「あなたの隣に住む狂気」がテーマ。連ドラ初共演のユースケと優香は作中で敵対する役を演じているが、バラエティーでは何度も一緒に出演しているとあって、笑いが絶えない会見となった。

 狂気を秘めた隣人という役柄について、ユースケが「僕なんか死神みたいな感じだから、それが(役柄に)生かせてる」と言えば、すかさず優香は「合ってますよね。自分で言ってくださってよかった」とニッコリ。「失礼な。そんなことありませんよ、でしょ。まあ虚弱キャラでいきます」と苦笑する“相方”に「栄養失調?」とさらなる追い討ちをかけた。

 もっともこんなやりとりも気心知れた2人だからこそだ。

 ユースケが「言いたいのは『きのこじゃないよ、火の粉だよ』。これだけです。先ほどのテレビ出演の時に言えなかったから」と締めくくると、優香は「言わなくてよかった。やめてよかった」とキッパリ。最後まで容赦がなかった。