福山雅治主演の「月9」不発でフジ亀山社長退任も

2016年04月14日 06時00分

視聴率男だったはずの福山だが…

 福山でもダメだったか…。11日にスタートした歌手で俳優の福山雅治(47)主演のフジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」の初回平均視聴率は10・6%と期待を大きく下回る結果となった。やることなすことすべてが裏目に出ているフジテレビは、これを受け、亀山千広社長(59)退任の公算が一気に大きくなっているという。

 福山にとって、昨年9月に女優・吹石一恵(33)と結婚してから初めてのドラマ出演となったが、視聴率は予想外に低いものとなってしまった。

 同時間帯に放送されていた日本テレビ系「月曜から夜ふかし2時間スペシャル」(15・3%)どころか、テレビ朝日系「クイズプレゼンバラエティーQさま!3時間スペシャル」(11・8%)にまでも敗れる始末だ。

 ドラマ関係者は「結果が出て、現場の空気は重い。連ドラは初回がピークというパターンも多く、1ケタ突入も時間の問題だろう」と話した。

 スタートダッシュに失敗してしまった理由として、福山が結婚したためファンが離れたことや、同じ所属事務所のヒロイン・藤原さくら(20)が無名の新人だったことなどが挙げられている。それにフジテレビのブランド力の低下だ。

「かつてはフジテレビ、さらに月9ドラマといえば、大きなブランドだったが、最近は局自体のパワーが落ちている」とテレビ局関係者。

 局の看板である女子アナも肌身で感じているようだ。昨年6月、同局の「ボクらの時代」に佐々木恭子アナ(43)、梅津弥英子アナ(38)、中村仁美アナ(36)が出演した際、フジテレビの番組で低視聴率が続いていることに対し「内容というよりも、局のイメージとして(視聴者が)チャンネル合わせなくなっているのかな」(中村アナ)、「あんまり見ないというよりも、積極的に嫌われている感じはあるよね」(佐々木アナ)などと弱気な発言が連発された。

 確かにここ数年、フジテレビの凋落は顕著。試行錯誤しているが、その流れはまったく止まりそうにない。さすがにこのままではマズいと、ついにトップ人事が行われそうだという。

「ドラマや映画の世界で多大な功績を残した亀山社長は2013年6月に社長に就任。長寿番組を終わらせたり、大幅な人事異動をしたり、変革しようとしましたが、結果は出ませんでした。ついに6月の株主総会を経て、社長交代となりそうです」とフジ関係者。

 すでに局内では“後任”の名前も挙がっている。「鈴木克明専務(57)が最有力候補」(前出関係者)。情報番組畑出身の鈴木専務は朝の情報番組「めざましテレビ」を立ち上げるなどの実績を残した。

「めざましテレビ」から「とくダネ!」と続く時間帯は、苦境が続く中で視聴率トップを維持し、フジテレビの生命線ともいわれていたが、2月に「めざましテレビ」は日テレ系「ZIP!」に月間視聴率で敗れ、立て直しが急務。他にもフジは報道、情報番組を新たに立ち上げるなど改革を行っている最中で、そういう意味では鈴木専務の社長昇格はうってつけの人選となりそうだ。

 社長交代で、フジは負の連鎖を断ち切ることができるか。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)