タレント・みのもんた(71)が11日、都内で行われたインターネットテレビ局「AbemaTV」本開局発表会に出席。報道番組「みのもんたのよるバズ!」(土曜、午後8時)のキャスターを務めることが発表になった。

 みのといえば、2013年9月に次男が窃盗容疑で逮捕(後に不起訴)された責任を取る形で、TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」などを降板。約2年半ぶりのキャスター復帰だ。

「なんで僕を使ったのかよくわかりません。満を持してという気持ちはほとんどない」と謙遜しながらも、「(ネットという)知らない世界のニュース番組に興味を持ちました。テレビの前で座る時代ではないんだなと。スマホを持ってる方がたくさんいて、その中の生のニュースショーで、今までにない世界に突入できる」と意気込んだ。

 地上波を意識してか、みのは「ニュースは生きてる。今の報道番組を見ていて、伝えられているかどうか。僕はストレートに取り上げて、ストレートにぶつけたい」と語り、「古舘(伊知郎)君がやっていた報道ステーションと、そうは変わらないんじゃないかと思ってます」と人気ニュース番組名を出して、対抗心を燃え上がらせる。

 さらに、再婚を目指していることも宣言。「4年前に女房を亡くして婚活の最中なんです。そっちの方が忙しい。この年で充実してきた」と笑いを誘う。

 最近の気になるニュースは「この夏の選挙から18歳が選挙権を持つことになり、日本が変わるんだろうな。18歳の感覚にはついていけない。72歳になる僕とズレがあるけど、それを縮めるためにも婚活します」と重ねて婚活ネタを交え、みの節健在をアピールした。