たかみな万感の卒業公演「最高に幸せでした」

2016年04月08日 21時03分

秋葉原のAKB48劇場で「高橋みなみ卒業特別記念公演~10年の軌跡~」をスタートさせた高橋みなみ(C)AKS

 人気アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ(25)が8日、東京・秋葉原AKB48劇場で「高橋みなみ卒業特別記念公演~10年の軌跡~」に出演した。

 

 ライブ冒頭に1人でステージに登場した高橋は、自身がセンターを務めたインディーズデビュー曲「桜の花びらたち」(2006年2月発売)をアカペラで熱唱。声を震わせながら、最後には頬を伝わる涙を手でぬぐった。

 

 すると、高橋は一転して笑顔で「始まるよ~!」と呼びかけ、メンバーが登場。05年12月8日、初めての劇場公演でスタートを飾った曲「Partyが始まるよ」を歌唱した。ファンから“みなみコール”が沸き起こる中、「皆さんに会いたかった!」と叫び、06年10月のメジャーデビュー曲「会いたかった」を全身を使ってパフォーマンスした。

 

 定員250人の劇場公演でチケットを求めたファンは6万3200人。応募倍率は実に252・8倍に上った。

 

 アンコール後、白いドレス姿で登場した高橋は“みなみコール”。

 

「ふと大島優子が卒業公演で話したことが頭をよぎりました。一番寂しいのはAKBを卒業することじゃない。劇場から卒業することが一番番悲しい。この言葉の意味が今、分かりました。この劇場でファンの皆さんに育ててもらって本当に感謝してます。やりたいことを全部やらせていただきました。すごく楽しかった。今日で本当にやり残したことはなくなりました。やり切った」と涙ながらに力強く断言した。

 

 高橋は05年12月8日にスタートしたAKBの初期メンバーとして、3775日をグループにささげてきた。

 

「振り返ると10年、楽しいことばかりじゃなく、泣いたことの方が多かった。AKBをここまでやってこれたのも偽善に思われるかもしれないけど、本当に本当にファンの方がいたから。みんながいなかったら、頑張れなかった。本当に辞めそうな、心が折れた時『大丈夫?』という皆さんの言葉があったから、今日までここに立たせていただきました。“たかみな”から“高橋みなみ”になるのもこの劇場。最高に幸せでした。AKB48の10年間、本当にありがとうございました」と笑顔でファンに頭を下げた。