気象予報士で鉄道マニアのお坊ちゃまタレント・石原良純(54)が8日、都内で開かれた「青函圏周遊博オープニングセレモニー」(来年2月末まで)に出席した。

 良純は「ちゃんと冷やさないとシードル(りんご酒)は吹き出て爆発するよ。よく覚えといて」などと豆知識を披露。「寒い地域には寒い時期に行くべき。滑らないように履物を選んで、暖かくしていけばいいだけ。うちの妻は冬には行きがらないが…」などと北国の楽しみ方について持論を述べた。

 続けて「青森駅前で見つけたりんごジャムがすごく良かった。実際に行き、自分の足で歩いてこそ発見がある。弘前は銭湯が温泉だし、八戸は産業都市だと分かる。ぜひ、実際に訪れて自分だけの景色を見つけてほしい」とアンバサダーの立場からアドバイスした。

 道南と青森がつながったことで、インバウンドで先行する北海道から東北に観光客が流れることが予想され、復興途上の三陸にも経済効果が期待される。

 良純は「津軽海峡を中心に、新幹線という縦軸で道南と東北がつながり、観光も新時代に入った。いろいろな魅力を感じていただきたい」とアピールした。