「あさが来た」ラストシーンの反響にニンマリ 佐野EP「伝わってうれしい」

2016年04月07日 19時56分

2日に行われた「あさが来た」最終回を見る会に参加したヒロインの波瑠

 NHK大阪放送局の局長定例会見が7日、大阪市の同局内で行われ、今世紀最高の平均視聴率23・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した朝の連続テレビ小説「あさが来た」の総括を行った。

 

 佐野エグゼクティブプロデューサーは、最終回でヒロイン「あさ」の前に、亡き夫「新次郎」が登場するシーンについて「いろんな理解ができるように考えました。『あさ』には見えたんだという理解で僕は作りました」とニヤリ。そして「(知人の中には)『夫婦の愛の物語だったんだよね?』と言ってくれる人も多かった。大阪のある時代に生きたデコボコ夫婦の物語という原点に最後は戻したというのが、すごく伝わっていたのでうれしかった」と笑顔を見せた。

 

 一方、正籬聡(まさがき・さとる)局長は「時代劇のちょんまげから始まる朝ドラは大丈夫かと危惧する声もあったが、原作、脚本、役者、制作スタッフの総力が結集して、夫婦の生きざまを多面的に描いたのがこれだけの支持を受けたのではないか」と高視聴率を総括した。

 

 関東に比べ、関西での視聴率が低いことについては「昼(再放送)の視聴率はいい。録画で見るなど視聴習慣の違いもあるので、実感としては数字より皆さんに見ていただいていたのではないかと思う」と話した。

 

 同局のロビーでは現在「あさが来た」(10日まで)のセット公開を行っており、来場者が自由にメッセージを書き込めるボードを設置している。6日までの10日間で来場者は5万2600人に達し「ボードは一日でいっぱいになり、取り替えた。昨年の『マッサン』が10日間で2万4000人だったので、非常にビックリしている」という。

 

 また、この日は「あさが来た」総集編の再放送が発表された。前編は5月5日午前8時15分から、後編は同日午前10時15分からNHK総合で放送される。