NHK大阪放送局の局長定例会見が7日、大阪市内の同局で行われ、正籬聡(まさがき・さとる)局長は、同局制作の次回作「べっぴんさん」でヒロインを務める女優・芳根京子(19)への期待を語った。

 正籬局長は芳根について「パッと見た瞬間、内面から出る輝きを感じた。キリッとした芯の強さもあって『すみれ』という主人公のイメージにピッタリの女性。さすが(オーディションで)2200人の中から選ばれた人だなと印象を受けました」と絶賛した。続けて「まだ、女優になって3年と言っていましたが、ドラマを演じながら成長していってくれるのでは」とエールを送った。

 三鬼一希チーフプロデューサーは、6日に行われた芳根の会見について「前日に『あなたがヒロインです』とお伝えして、その翌日だったので本人もおっしゃってましたが、会見でもフワフワしてるというか、どう受け止めていいのかというのを感じた」という。そして、芳根が会見終了後に「これが現実なんだ」と話していたことを明かした。

「キャリアがないのはわかっているし、彼女も『懸命にやっていきたい』と気持ちを新たにしていた。10月に皆さんにお披露目できればと思っていますので応援してください」と語った。