小保方氏「ホームページ開設」真の目的とは

2016年04月01日 16時00分

小保方晴子氏

 STAP細胞論文の主著者だった理化学研究所の元研究員小保方晴子氏(32)が開設したホームページ(HP)に対し、1日朝の時点で「見られない」という声がネット上で相次いでいる。

 3月25日付で開設されたこのHPは、STAP細胞の作製手順や理研による検証実験の内容を公開する全文英語版。31日にその存在が知れ渡るとその後、「アクセスできない」「見れない」といった声がツイッターで次々とつぶやかれた。HPは、サーバーの問題で一時的に閲覧制限がかかっているとしている。

 小保方氏をめぐっては1月に自らの主張をまとめた手記「あの日」を出版して騒ぎになったのに次ぐ新展開だ。2月中旬には、理研の研究室から胚性幹細胞(ES細胞)が盗まれたとする被疑者不詳の刑事告発を受けていた件で、兵庫県警が同論文の主著者である小保方氏を任意で参考人聴取していたことが判明。STAP細胞の実体がES細胞の混入とされたことに小保方氏は「仕掛けられた罠だ」と著書などで反論していた。

 小保方氏は「STAP HOPE PAGE」と題したHPで「ごあいさつ まず最初に、2014年に『ネイチャー』誌で発表されたSTAP論文について反省と心からのおわびを申し上げたい」とつづった。

 そのうえで「このHPを立ち上げた目的は、科学界がSTAP細胞の作製ができるという確たる証拠を示すための情報を提供することです。このHPでいつかほかの科学者がSTAP細胞を作り出すことが実現できるように、実施要項を公開します」とHP開設に至った心境を説明した。

 現在の自身の体調、夢についても明かした。

「今回の件で私は精神的、肉体的にダメージを受け、欝(うつ)状態にあり、いまだ治療中です。そのため、STAP細胞についての情報をゆっくりと更新していくつもりです。STAP細胞の研究が進み、いつの日か科学界で再び脚光を浴びることを真摯に願っています。それが人類にとって有益であるからです」

 HPでは今後、STAP研究の背景、STAP細胞作製のための実施要項、立証実験の結果などのページ作成が計画されているようだ。