女優の鈴木京香(47)が29日、東京・新宿区のヒルトン東京で行われた「デトロイト美術館展」(4月27日から 豊田市美術館など)ナビゲーター就任式に出席した。

 米国のデトロイト美術館に収蔵されているモネ、ゴッホ、マティス、ピカソなど、名画展のナビゲーターに就任した鈴木はシックな黒のワンピース姿で登場。

 高校時代に美術部に所属し、いまでも美術館巡りが趣味だという。「時間が許せば、ありとあらゆるギャラリーに足を運びたいぐらいですが、月に2度ぐらいです。旅の目的を美術館にすることもある。日本にいながら素晴らしい作品を見る機会ができることがうれしいですね」と話す。

 名画を鑑賞していると「この絵がもし、自宅に飾れたら、自宅のあそこに飾って、ご飯が何杯でも食べられるのになあと想像する」と夢想してしまうほどだ。

 好きな画家はフランス出身のマティス。

「マティスの『窓』を初めて見ることができる。彼の作品はまばゆいぐらい明るく幸福な気分にさせてくれる色使い。人生いろんな時期があったと思うが、その時でもすべてを美しいものととらえたのではないか。素敵だと思う」とその良さを語った。

 また、作家の原田マハ(53)が同美術館をテーマにした小説「デトロイト美術館の奇跡」を執筆することも発表された。