【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】イケメン・経営コンサルタントのショーンKことショーン・マクアードル川上氏(48)の学歴詐称報道に、芸人たちも興味津々だ。ダウンタウンの松本人志(52)は「高卒で堂々と報道番組をやれるって、すごいタマやなって思いますよね」と、その度胸に感心している。

 ナインティナインの岡村隆史(45)も「なんか、大学も行ってない、MBAも取ってないっていう中で、ああやってそれなりに回してたっていうことだけ取ってみると、この人、頭は良かったんやなっていうふうに思いますよね。よう頑張りはったと思いますけどね。(収録終わりで)『どうもお疲れさまでした』って言うて、ハイヤー乗って帰りはんねんで。これは、なかなかできたことやないよ。大したことやりはったなって思いますよ」と驚きを隠せない。

 おぎやはぎの矢作兼(44)は「『報道ステーション』で古舘さんと普通に話せるわけだから。超すごい人よ。でしょ? ちゃんとした意見もいっぱい言ってるでしょ? だから、勉強はいっぱいしたんだろうな。ただ、学歴だけなかったんだな。でも、やっぱり学歴って大事だな。もちろん、学歴なくて成功してる人はいっぱいいるんだけど、ただ、学歴があったら、もっと楽だからね」と、ショーンKに同情的だ。

 清水ミチコ(56)は「逆に、こういうふうに言ってくのはダメなのかな?『じゃあ、なんですか、僕のこと、学歴で見てたんですか? 学歴詐称して、何が悪いんですか? それって、逆差別ですよね?』」と別の戦い方があったのではと提案する。

 爆笑問題の太田光(50)だけは、学歴詐称問題などそっちのけで「ホラッチョ川上って、ホラ吹きだってことになってますけど、実は違うんです。熊本に『ホラッチョ』なんて方言がないらしいんだよ。昔『ビートたけしのオールナイトニッポン』で、よくネタにされてたホラッチョ宮崎(トロンボーン漫談)っていう、笛を吹いていた古い芸人さんですよ。それで、たけしさんがさんざんネタにしてて。しかもショーンKさんってブラスバンド部でトランペットを吹いてたんだって。それでホラッチョ川上になったんじゃないかって。絶対にそうだと思う」とあだ名の由来に執着している。当時のビートたけしは、ホラッチョの意味など関係なく、その音が面白くてイジりまくっていたようだ。

☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。