フジ「ユアタイム」ショーンK後任の危険な“経歴”

2016年03月21日 06時00分

経歴詐称で多くを失った川上氏

 経歴詐称が発覚し、活動を自粛した経営コンサルタントの「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏(47)が19日、DJを務めていたFMラジオ「MAKE IT 21」(J―WAVE)の代替番組に録音で出演し、冒頭で号泣謝罪が放送された。最後は「またいつかどこかで…」とも述べたが、時すでに遅し。4月スタートのフジテレビ系新番組には川上氏の代わりに、高学歴DJのモーリー・ロバートソン氏(53)の起用が決まった。このモーリー氏についても何やら心配事がささやかれる――。

 川上氏の出演自粛申し入れを受けて、「MAKE IT 21」は放送終了が決定。同番組の聴取者に向けたメッセージが差し替え番組の冒頭に流された。

「リスナーのみなさん、関係者のみなさん」と切り出し「このたびはとてつもないご心配とご迷惑をおかけして、おわびの言葉も見つかりません。ただただ、心から申し訳なく思っています」と謝罪。その声は震えており、失意のドン底であることを感じさせた。
 経歴詐称は発売中の週刊文春の記事で発覚。米テンプル大学卒業やハーバード・ビジネススクールでMBA(経営学修士)取得など、輝かしいキャリアの大半がうそだった。

 川上氏は「その責任は私にあります」と認め「このことを重く重く受け止め、長らくの休業、メディア活動の休止を決断しました」。2000年10月から続けてきた「MAKE IT 21」について「毎週土曜のこの番組は私そのもの」と愛着を語り、最後は「またいつかどこかでお会いできることを信じて生きてまいります。本当にごめんなさい。長い間ありがとうございました」と涙声で別れを告げた。

 肉声メッセージは事前収録で、東京・港区にあるJ―WAVEのスタジオとは別の場所で録音されたという。

 リスナーとの再会を誓った川上氏だが、前途は多難だ。騒動で失った仕事はテレビ、ラジオ、ネットテレビの6番組。MC就任が決まっていた4月スタートのフジ系新番組「ユアタイム~あなたの時間~」(月~木曜午後11時半、金曜同11時58分)も降板が決まっている。

 フジテレビはこの日、同番組のメーンコメンテーターにラジオDJのモーリー氏の起用を発表。MCは、川上氏とのコンビが予定されていたモデルの市川紗椰(29)が単独で務める。

 モーリー氏は日米で教育を受け、東京大学を中退後、米ハーバード大学に入学した正真正銘の高学歴エリート。現在はBSスカパー!「Newsザップ!」にレギュラー出演するほか、NHK総合「所さん!大変ですよ」などにも出演。作家としても自叙伝「よくひとりぼっちだった」や「ハーバードマン」を出版し、インターネットラジオ「Block.FM」で番組を持つ。

「川上氏の問題でフジはスポンサーへの謝罪行脚に追われ、番組出演者の経歴を緊急で検査することになった。川上氏と同じ番組に出演している某コメンテーターはいま、過去の経歴詐称が再び蒸し返されていますよ。モーリー氏はそうした“身体検査”をクリアしてはいる」(テレビ関係者)
 一方、経歴だけでは判別できない部分もある。モーリー氏を知る関係者は「頭は抜群に切れるし、知識も豊富。ただ、大麻や原発、慰安婦問題では独特の考えを持ち、それをテレビで話して理解を得られるかは微妙。下手をすると大炎上して、番組に批判が殺到する可能性もある。ラジオ向きだと思う」と危惧する。

 モーリー氏は昨年3月、自身のツイッターで「コカインはやったことがあります。最初で最後にやったのはアメリカで1985年頃でした。鼻からです。オバマより回数は少ないはず」と発言。“時効”とはいえ、かなり際どい内容だ。

「以前、ラジオでニュース番組を担当した時も、トーク内容をめぐってトラブルになり、すぐに降板した。深い時間の『ユアタイム』には合っているのかもしれないけども…」(同)

 川上氏に続き、スピード降板となったら目も当てられない。

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