【薬物逮捕でアウト!番長の転落と闇(31)】清原和博容疑者(48)が“新KKコンビ”結成か!? 覚醒剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕され、同所持の罪に問われた初公判が5月17日と決まった元プロ野球選手の清原容疑者はPL学園時代、桑田真澄氏(47)とともに甲子園を沸かせたが、“KKコンビ”はすでに絶縁状態にある。新しい“相棒”候補はなんと、高校の後輩である日本テレビ・上重聡アナウンサー(35)だ。

 利益供与問題が昨年、騒動となった上重アナは3月をもって朝の情報番組「スッキリ!!」の司会を降板することが決まった。

 ただこれで終わり、とはなりそうもない。今後、タイミングを見てアナウンス職から外されることが“既定路線”となっているからだ。

 昨春、「スッキリ!!」の司会に就任した上重アナだが、すぐに「週刊文春」の報道により、スポンサー企業の創業者から約1億7000万円もの無利息融資を受けていたことが発覚。

 日テレ男性アナの“顔”になるべく期待されてのスタートから一転、窮地に陥った。

「騒動が起きた当初は、局としても上重を守るつもりだった。落ちたイメージを回復させようと、いろいろとやっていましたから。だけど視聴者の反発は大きく、何をやってもダメ。降板せざるを得ない状況となった」と日テレ関係者は内情を明かす。

 今後、上重アナに待ち受けるのはイバラの道。

「もう上重にチャンスはないんじゃないか。キャストに上重の名前があると、番組スポンサーは確実に嫌がりますから。ただ、すぐに異動させるととやかく言われるので、タイミングを見て表に出ない部署に異動させる可能性は濃厚。もっとも上重からは、まったく危機感が感じられませんが」と前出関係者。

 それだけ視聴者からの反発を買っている上に、スポンサーも拒否反応を示すため、日テレとしては出したくても出せないというのが現状だ。お先真っ暗な上重アナだが、それでも生き残る唯一の手段が残されている。

「どのテレビ局よりも先に、PLの先輩である清原の単独インタビューを取ることですよ。全局が狙っていますが、PL学園野球部の後輩という立場を生かせば、決して無理な話ではない。むしろ上重にしかできないだろう。それほどの大手柄をあげれば、さすがに上層部も無視できず、アナウンサーとして残留できる目は出てくる」と言うのは別の日テレ関係者だ。

 とはいえ上重アナは、特に清原容疑者からかわいがられていたということもなく、接点はほとんどない。昨年「怪物と闘ったPLのエース 壁と挫折の連続だった私の野球人生」という本を出した時も、帯の推薦文を書いたのは、清原容疑者ではなく桑田氏だった。同書のタイトルのように、上重アナは甲子園で「怪物」松坂大輔投手(35=ソフトバンク)と投げ合ったことで知られる。

「それでもやはり、PL学園野球部の先輩・後輩ということはかなり大きい。清原も後輩にならば、素直に話す可能性は高いでしょう」(同)

 清原容疑者の逮捕直後、桑田氏は「『一切、関わらないでくれ』と言われた」と、“KKコンビ”は絶縁状態にあることを明かした。一方、上重アナは「スッキリ!!」で「本当に驚きましたし、ただただ残念」とコメントしている。

 2人とも厳しい立場に追い込まれているだけに、清原容疑者の最初の仕事は、“新KKコンビ”として上重アナにインタビューされることになるかもしれない!?