タレント女医の脇坂英理子容疑者(37)が暴力団組長らによる診療報酬不正受給事件に絡み9日、警視庁に詐欺の疑いで逮捕された。これを受けネットの住民たちは「一瞬 西川史子かと思った」などのツイートを乱発している。

 あの清原和博容疑者(48)でさえも覚醒剤取締法違反で逮捕される世の中、何があってもおかしくはないとはいえ…。タレント女医といえば西川史子(44)が最も有名なため、世間は勘違いしてしまったのかもしれない。ある意味、有名税か。

 一般のツイートには「西川史子先生かと思ったのは俺だけじゃないはず」

「タレント女医逮捕っててっきり西川史子が逮捕されたものとばかり思ってたら違った」

「西川史子先生じゃなかったのね。みんな西川先生がアタマに浮かんだろうから、まさに風評被害」などとある。

 ひどいのになると「ついでに西川史子も逮捕して」(すべて原文ママ)と個人の感情をぶつける者もいた。

 実は西川にとって風評被害は2回目。

 昨年11月、本紙は脇坂容疑者のクリニックで返金をめぐって患者とトラブルが生じ、クリニックが2014年に休業したほか、診療報酬の詐取疑惑があることなどを伝えた。

 これに対して同11月、TBS「サンデー・ジャポン」に生出演した西川が風評被害を訴えた。報道を受け「(いろいろな人からメールなどが)すごい来ました」と困惑し、続けて「本当に品性下劣な犯罪。水増し請求はすごく厳しく審査される。厳しい世界なのに、その中をすり抜けて何百人と束ねてやったのだろうから、ゲスの極み」とバッサリやった。

 逮捕された脇坂容疑者は「Ricoニャン先生」と呼ばれバラエティー番組などに出演し、派手な暮らしぶりが紹介されていた。