覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が激怒しているという元タニマチのX元社長(45)は、20年来の親交があるとされ、清原容疑者の逮捕後、複数の週刊誌に登場し「清原和博 クスリ漬け17年」といったタイトルで、2014年3月に週刊文春が同容疑者の薬物疑惑を報道した後も「毎日のように一緒にシャブを使った」などと証言している人物だ。

 清原容疑者が逮捕されたときに所持していた覚醒剤の入手先として逮捕された密売人・小林和之容疑者(45)を紹介したのもX氏だった。

 清原事件で、一部メディアが「昨年2月 仲介者が覚醒剤で逮捕されていた」と報じたが、その仲介者がまさにX氏のことだった。01年にコカイン所持で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた過去がある。このコカインは「キヨ(清原容疑者)から預かったものだった」と週刊誌上で重大証言している。

 だが、2人を知る飲食店関係者は「コカインの一件で清原は元社長に恩義を感じ、親友のような関係になったのですが、後にこれをネタに元社長から脅されていたという情報もあった」。

 別の事情通は「清原の逮捕後に出た各週刊誌にX氏がしゃべったのは実は昨夏~昨秋。同時に捜査当局にも清原の薬物使用について情報を提供していたといわれている。このころ、X氏は覚醒剤事件で実刑判決を受け、高裁に控訴中で保釈の身だった。現在は別件で拘置所に出たり入ったりを繰り返しているといわれています」と話している。