参院選出馬のSPEED今井絵理子氏が風俗界から期待される理由

2016年03月02日 10時00分

スキャンダルに見舞われた今井氏にエールが届いた

 むしろ期待できる!? 今夏に行われる参院選の目玉候補として自民党が擁立した、女性4人組グループ「SPEED」の今井絵理子氏(32)に風俗業界が熱視線を送っている。今井氏は同党から全国比例での出馬を表明したばかり。だが、恋人の男性をめぐるネガティブ報道も相次ぐ。男性が沖縄で風俗店を経営していた当時の逮捕歴が指摘されているのだが、風俗業界関係者は「この業界には今井氏と同じシングルマザーが多い。きっと彼女は風俗に理解があるはずです」と期待感を示す。

 今井氏は聴覚障害を持つ長男(11)を育てるシングルマザー。出馬会見では「お母さんたちは皆さんが知らないところで、1人で苦しんだり困ったりしていることがたくさんあります。お母さんたちの声を聞いて、そこから自分なりの政策をこれから作りたいと思います」と宣言。障害を持つ子供の母親や、シングルマザーの女性たちの声を聞くと語っていた。

 そんな今井氏をスキャンダルが襲う。交際相手である同級生の男性は沖縄・那覇の歓楽街「松山」で風俗店を経営していた過去に加え、未成年の少女を働かせた容疑による逮捕歴もあったというのだ(不起訴処分)。

 スクープした「週刊ポスト」の最新号によると、今井氏が恋人男性の経営する風俗店を“視察”したこともあったという。今井氏は過去を知った上で交際を続けていたのだ。

「今井氏は風俗に非常に理解がありますね」と断言するのは、風俗情報誌「俺の旅」(ミリオン出版)の生駒明編集長だ。

「彼女は若くしてシングルマザーということで苦労している。風俗業界には、シングルマザーの女性がいっぱいいるんですよ。特に沖縄は仕事がない。子供を育てるにはやるしかない事情もある。そういうことが、沖縄出身の今井氏には分かるのです」(生駒氏)

 その沖縄の風俗事情について、ある風俗ライターは「沖縄は失業率が高く、風俗は稼げる場所になっています。最近は何か箱モノを造るのか建築バブルが起きている影響で、本土から風俗グループが参入し、活性化しています。ちょいの間は下火ですが、違法風俗もあるにはあります」と解説する。

 すべては他の仕事が少ないことに尽きるのだが、政治は解決策を見いだしてこなかった。これまで政治家たちは風俗業界に厳しくすることはあっても、理解を示すことは少なかった。というか、ほとんど言及すらしない。

「ある有名なソープ街で道路の拡張工事が行われ、いくつかの店が立ち退きを求められ閉店しました。どうやら地元選出の女性政治家がソープ街が嫌いだからこんなことが起きたなんていわれています。生活のためにそこで働く女性たちもいたはず。今井氏には夜の仕事に理解を示す懐の大きい政治家になってもらいたい」(生駒氏)

 30代の人妻デリヘル嬢は「最近、離婚したばかり。働くときは子供を親に預けているのだけど、大変なのよ」と嘆いていた。「シングルマザーにとって時間に融通が利く風俗は仕事先として便利な側面があります。だからシングルマザーの風俗嬢は増えている。ただ人妻風俗店も増えているので、競争原理が働き価格が下がってきています」(生駒氏)

 風営法は厳しくなることはあっても、緩和されることはあまりない。

「窓のサイズが決まっているとか規制だらけですね。ソープの建物を新しく造ったり、建て替えが認められたりと、規制が緩和されればいいのですが…」(前出の風俗ライター)

 風俗業界のシングルマザーたちも今井氏に共感を持ちやすい。今井氏も広くシングルマザーの声を聞いて政策を作ると明言している。スキャンダルをチャンスに変えられるか。