コメディー映画「裸の銃を持つ男」シリーズの警察署長役などで知られる米俳優ジョージ・ケネディさんが2月28日に死去したと、複数の米メディアが伝えた。91歳だった。報道によると心臓の既往歴はあったが、自然死だという。

 ケネディさんは1968年のポール・ニューマン主演の映画「暴力脱獄」でアカデミー賞助演男優賞を受賞、70年代には「エアポート」シリーズや「大地震」など数々のパニック映画で193センチの長身、レスラー並みの体格を生かし活躍した。日本映画「人間の証明」、「復活の日」にも出演した。