「第25回東京スポーツ映画大賞」授賞式が28日、東京・港区の東京プリンスホテルで盛大に行われた。

 外国作品賞は豪アクション映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が受賞した。恐怖と暴力で支配する軍団に捕らわれた元警官が、自由を求め反逆者たちと逃走する話。シリーズ4作目として30年ぶりに公開された。壮絶なカーバトルはCGなし。たけしは「バカバカしい映画」などと嫌みを言いながらも「いろんなアクションものがあったけど、肌の温かみと熱と汗をすごい感じさせる見事な作品」と評価。登壇した配給元「ワーナー・ブラザース映画」のマーケティング本部・出目宏部長(45)は、ジョージ・ミラー監督(70)の「役者としても監督としても尊敬する審査委員長のたけしさんに、この作品を褒めていただき、非常に名誉に感じております。心より感謝いたします」という喜びのコメントを読み上げた。出目氏は一昨年の「ゼロ・グラビティ」、昨年の「ジャージー・ボーイズ」に続き、同賞受賞で壇上に立つのは3年連続だった。