人気アイドルグループ「AKB48」の小嶋陽菜(27)が28日、東京・秋葉原の専用劇場で行われた「愛しのにゃんにゃんお誕生日おめでとう公演」に出演した。

 同公演は4月に卒業を控える高橋みなみ(24)がプロデュースを手掛ける公演の“第8弾”にしてフィナーレ。昨年4月に祝えなかった小嶋の誕生日を祝うために企画され、メンバーから「マシュマロヒップ」と呼ばれる小嶋の尻型から作られた“特注イス”がプレゼントされた。

 アンコールも終わり、最後にファンにあいさつをする際、突然、小嶋が「ちょっと待って!」と手を挙げて制止。「ついに卒業発表か?」と会場が騒然とする中、「たかみな、お疲れ~!」とプロデュース公演を完走した高橋をサプライズで“逆祝い”。高橋は「危ねえよ! 卒業発表するんじゃないかと思った」と冷や汗をかきながら、騒然としたファンのムードを察して「どんな空気になってるんだよ…」と言いながら胸をなでおろした。

 その後、小嶋は持参した手紙を読んで「大変だったと思うけど、たかみなの劇場愛、AKB愛を感じました。10年間ずっと一緒にいたから、たかみながいない自分が想像できない。あと1か月で卒業するのは、さみしく感じます」とねぎらうと、高橋の目にキラリと涙が光った。