【東スポ映画大賞】たけし、綾瀬、長澤、広瀬がまさかの「コマネチ!」豪華競演

2016年02月29日 06時00分

コマネチポーズを決める長澤まさみ、ビートたけし、綾瀬はるか、広瀬すず(左から)

「第25回東京スポーツ映画大賞」「第16回ビートたけしのエンターテインメント賞」(ともにビートたけし審査委員長=69)の授賞式が28日、東京・港区の東京プリンスホテルで盛大に行われた。映画「海街diary」(是枝裕和監督=53)に出演した主演女優賞の綾瀬はるか(30)、助演女優賞の長澤まさみ(28)、新人賞の広瀬すず(17)との4ショットにたけしはデレデレ。さらに日本映画界には「今年は俺と是枝監督以外の映画は見るべきものはなくて、後は屁みたいなものだった」と毒ガスを噴射した。

 姉妹役を演じた綾瀬、長澤、広瀬は、いずれも東スポ映画大賞初受賞となった。

 主演女優賞の綾瀬は白のロングドレス姿。たけしは「見事に主演として演じた。これからもいい企画にめぐり合ってほしい。役者さんって大変だから」と絶賛。これに「素晴らしい賞を頂きました」と笑顔を見せた綾瀬が、思わぬ“奇襲”を仕掛けた。なんと「コマネチ! コマネチ!」とたけしのギャグをやったのだ。

 これにはたけしも、一本取られたというような照れ笑い。さらに長澤と広瀬も登壇し、フォトセッションでは、4人による豪華な「コマネチ!」を披露。夢のような時間に会場も拍手喝采だ。

 次女役の長澤は是枝監督から「この映画ではエロス担当をしてくれ」と指示され、映画のスパイス役として見事に演じきった。式では背中を大胆に露出した黒のロングパンツ姿で登壇した。

 そのセクシーさにたけしもデレデレ。「いま長澤さんは新人でもない、ベテランでもない難しい位置にいる。一番悩んでいる時期なんじゃないかなと。もう少しすれば“座長”としてやれるんだけどね。そんな中で、今回の映画では、かなりいい役を与えてもらって、それを見事にこなした。これからどんどん上に上がっていってほしいね」

 司会のガダルカナル・タカから「長澤さんを主役にした映画はどうですか?」と振られると、たけしは「撮ってみたいね、アダルトビデオ」と超ドッキリ発言。これには長澤も照れ笑いするしかない。「ちょうど(東スポ大賞)受賞発表の前の日に『ひょうきん族』を見ていて、受賞は冗談じゃないかなと思っていた。冗談でなくで良かったです」と笑顔を見せた。

 広瀬は、たけしの「これだけいろんな新人賞をもらっているのは素晴らしい。あくる年から新人じゃなくなるから気をつけて。嫌な先輩が出てくるから」との“らしい”アドバイスに苦笑いだった。

 しかし、たけしは「これからは自分なりの特徴をつくってほしい。アル・パチーノ、デ・ニーロもそうだった。自分なりの演技のプランを持って。最初はまねから入ってもいい。そこから新しいものをつくって、メーンの女優さんになってもらいたい」と最後にはうれしいエールを送った。

 広瀬は「新人賞というすてきな賞を頂きました。いま頂いたお言葉、是枝監督のお言葉、(共演した)お姉ちゃんたちを見習って、またこの舞台に上がれるように頑張りたいです」と感激しきりだった。

 最後にサプライズが待っていた。たけしは自らが「龍三と七人の子分たち」で受け取ったはずの監督賞のトロフィーを、是枝監督に「監督賞はやっぱり是枝監督だ!」と譲り渡したのだ。

 是枝監督は「新しいトロフィーではなく、(北野監督の名前が入っているものを)このままもらいたい。北野監督の言葉を胸に次に取り組んでいきます」と感激した様子だった。