脳腫瘍の疑いで長期療養に入ることを発表した俳優・松方弘樹(73)の所属事務所が25日、文書で松方の現段階での病状を報告した。

 松方は同日、入院先の病院で組織の一部を取り出し検査する「生検」を行ったという。事務所によると「松方の病状は、脳腫瘍を含めた様々な可能性が考えられるため、『生検』によって、病の原因究明が不可欠との判断によるもの」で「そのため、検査結果の判明(具体的な病名の特定)までに予想以上に時間がかかっており、今の段階でもまだはっきりと特定できておりません」という。

 松方は23日、体調不良のため、3~6月に予定していたコンサートを降板し、6月に始まる予定だった主演舞台「遠山の金さんと女ねずみ」の上演中止を発表。医師に脳腫瘍の可能性があると診断され、長期療養と検査を要することを事務所が明かしていた。