73歳の毒舌おばあちゃんが突然20歳に若返って歌手に…というコメディー映画「あやしい彼女」(4月1日公開)の完成披露試写会が22日、都内で行われ、登壇した主要キャストの中に“18歳のリアルおじいちゃん”が混じっていた!?

 若返った主人公とともにバンドデビューする孫役のイケメン俳優・北村匠海(18)は、学校でのあだ名が「おじいちゃん」だという。「ここ最近の悩みが腰痛と肩こりっていう…。今もすごく痛いんですけどね、肩が」とのことで、よく腰に手を当てて歩いているからだ。

 若返った主人公を演じた多部未華子(27)も、撮影現場ではさすがに「腰をさすってる姿は見たことない」そうだが、「10代には思えないくらい落ち着いていた」と証言する。

 音楽活動やモデル業もこなし、今後の活躍が期待される若手注目株。それでも本人からは「僕、なかなかダメ男なんで…。多分かりそめの姿なので今。なかなか取り繕ってるので。多分知ってくと分かると思うんですけど、相当ダメですね、僕は」との告白もあった。

 付き合うなら、頼れる年上、守ってあげたくなるような年下、どっちがいいか聞かれると「だらしない」からと前者を選択した。

 母親役の小林聡美(50)が「大人の方ともちゃんとコミュニケーションとれるし、礼儀も正しいし…。どこがダメなの? 起きれないとか?」と聞くと、「朝は強いんですけど、片づけられなかったりとか。だらしないんすね」とポツリ。北村の母親より少し年下の小林は、「分かってるんなら直そうよ」と親心を見せずにはいられなかった。

 ちなみに前出の質問で多部が選んだのも「頼れる、守れるが一番必要」ということで、頼れる年上。要潤(35)が演じた音楽プロデューサーは「本当にすてきな男性でした」とのことだが、「要さんとは2回共演させていただいて“こんなにイケメンだったっけ?”っていうくらいものすごくイケメンに映って…。ビックリするぐらい、すてきな役柄でした」とオチをつけると、要は「役の話ですね。ビックリしました」と苦笑しきりだった。