マツコ・デラックス(43)が17日、都内で「OCN モバイル ONE」新CM発表に登場した。「紫式部」ならぬ「マツコ式部」に扮するマツコは、十二単姿を披露して「微妙でしょ~。恥ずかしいわ~」と照れた。「でもね、みこのコスプレしてるみたいでうれしいの。バドガールのコスプレとみこのコスプレは夢だったから」と満足げだ。

 ラグビートップリーグ「シャイニングアークス」(NTTコミュニケーションズ)の3選手が商品説明に登場すると、マツコ式部の目の色が変わった。テレビ番組で共演した選手には、腰に手を当て「ついに覚悟できた?」と仕事を忘れて、アプローチした。

 その後の囲み取材では「裏でラグビー選手にちょっかい出そうと思ったら、すぐに帰っちゃった」とむくれ顔。「(新宿)2丁目は40年前からラグビーを応援してるのよ!」と“ラグビー男子愛”を熱弁した。

 テレビ関係者は「マツコはラガーマンが大好物、いや大ファンなんです。例に漏れず五郎丸歩選手のファンで『もし会えるものなら、全てのスケジュールをすっ飛ばすわよ』とまで言っている。将来は貯金をはたいてラグビーの聖地・長野県の菅平高原にホテルを建てるとも宣言している。約800以上の高校・大学のチームが合宿をするのを最上階の社長室から双眼鏡で観賞するのが夢だとか。あれはマジですよ」という。

 2019年に日本で開催されるラグビーW杯を前に、こんなマツコに目をつけた日本テレビが動きだしたとも。

「マツコをメーンにした、ラグビーを中心とするスポーツ番組を深夜帯で新たに始められないか、検討に入っています」(関係者)

 この日はリポーターからベッキー騒動などの話題を振られたが「フレッシュじゃないわね~。いまハイテンションで話すことじゃないわよ!」とバッサリ話を打ち切っていたのも、頭の中がラガーマンでいっぱいだったからのようだ。