青年漫画誌「モーニング」(講談社)の人気野球漫画「グラゼニ」(作・森高夕次、画・アダチケイジ)連載5周年を記念して発足した、ガールズユニット「グラゼニ女子」のお披露目会見が17日、都内で行われた。

 ユニットは為近あんな、早瀬あや、若菜奈津美、末次まりの、芹玲那、豊島わかな、吉田優織(さおり)、羽渚(うなぎ)さやか、望月茉莉、日里(ひさと)麻美の10人。現役レースクイーンやグラドル、主婦、女子プロレスラーなど異色の経歴を持つメンバーが揃った。

 この日、ロッテ・涌井秀章投手(29)とモデル・押切もえ(36)の交際が明らかになったばかりとあって、為近から「ヤクルトの西田さんが学生時代から好き。ゆくゆくは結婚したい」と“第2の押切”を狙う声も飛び出した。

 ヤクルト・西田明央捕手(23)といえば、今年でプロ6年目を迎える控え捕手。通好みの選択にも、会場からどよめきが起きた。

「グラゼニ」は選手の年俸に焦点を当て、主人公・凡田夏之介の成長を描く作品だ。ここれまで単行本22巻を発行し、累計発行部数は400万部。

 今後は書店訪問、サイン会などイベント参加を予定。野球の現場取材にも行く。

 会見に同席した原作の森高夕次氏は「それぞれが面白いキャラをしている。CDデビューもしてもらいたい」と夢を語った。