辞職表明“ゲス議員”宮崎氏を待つ末路

2016年02月15日 06時00分

辞職を表明した宮崎氏

 不倫の責任を取って“ゲス育休議員”こと自民党の宮崎謙介衆院議員(35)が12日に議員辞職を表明したが、それだけでは済まされそうにない。宮崎氏はこの日、記者会見で週刊文春が報じたタレント宮沢磨由(34)との不倫を認め、妻の金子恵美衆院議員(37)との離婚について「これからも一緒に生活していきたいが、そんなムシのいい話はない」と否定せず。金子氏の支援者たちも「離婚しろ!!」とカンカンだという。宮崎氏は国政への再チャレンジもほのめかしたが、地元選挙区にもはや居場所はない。

 

 

 午前10時45分、衆院第二議員会館の会見場に宮崎氏が姿を現すと、無数のフラッシュがたかれた。宮崎氏はクリップボードに挟んだ“カンニングペーパー”を読み上げ「不適切な行為により多大なご迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げます」と不倫を認めた。


 カンペには、ところどころに強調する意図なのか線が引かれ、妻なのか所属する派閥事務方なのか、入念な打ち合わせを感じさせた。


 出てくる言葉は妻にとって悪夢のようなものだった。不倫相手の宮沢とは1月4日に国会内で初めて会い「SNSで丁寧なメッセージをもらい、そこから電話やメールでやりとりが始まりました」。本紙で報じたように宮沢の肉食ぶりもうかがえる。


 もっとも、初対面から1か月もたたないうちに、選挙区である京都の自宅に宮沢を招き入れたというから、宮崎氏も噂にたがわぬ手の早さ、“チャラ男”ぶりだ。


 会見にはスクープした文春記者も来て、質問をぶつけた。「結婚後にほかの女性と会ったりしたのではないか」と問われた宮崎氏は「否定はできない」と余罪を告白。宮沢以外とも肉体関係を持った女性がいるとバカ正直に話してしまった。


 宮崎氏が党関係者に「ハニートラップに遭った」と弁明していたという一部報道について本紙が問うと、「私自身の方が気を持たせるようなことをしました」と自分から関係を望んだとした。


 さらに「離婚の話は出ているのか」と聞くと「私が決める話ではありません、私はこれからも妻と一緒に生活していきたいが、そんなムシのいい話はないだろうと思います」と離婚もあり得るとした。


 辞職後の仕事は未定。国政への未練はあるが「すぐに選挙のことは考えていない。5年、10年たっても今のままでは難しい」と話した。このまま宮崎氏は専業主夫、もしくは金子氏のヒモになるのか。取材を進めると、かなりヤバい未来が待ち受けていることが判明した。


 自民党関係者は「前妻の加藤鮎子衆院議員(36)は、金子氏が結婚する前に『あの人はやめときなさい。どれだけ私が女性問題で苦労したか』と忠告していたといいます」と明かす。それでも結婚しただけに金子氏はゾッコンなわけだが、周囲からの離婚圧力は強い。


 永田町関係者は「金子氏の地元支援者たちは『一日も早く離婚するように』とせっついています。本人の気持ちはどうあれ、もう持たないのではないか」と指摘する。


 ヒモになれないだけではない。宮崎氏の辞任を受けて、4月には京都3区で補選が行われる。別の自民党関係者は「女性の候補者がいいという話をしている。もちろん4月には勝てないけど、その後も頑張ってもらえる候補者がいい」と話す。


 党側は、宮崎氏に京都3区を任せる気はサラサラない。選挙区からも追い出され、完全に独りぼっちになる。


 12日朝まで宮崎氏は議員辞職するか悩んでいたという。ベテラン秘書は「最後は官邸の意向が大きかった。育休騒動では官邸も前向きなコメントをして、恥をかかされた。夏に参院選があるし、マイナス要因は切るということ」と背景を指摘する。不倫の代償はあまりにも高くついたようだ。