タレントの梅宮アンナ(43)が11日、都内で「女は『ひとりの時間』に磨かれる」出版記念&ファンミーティングを行い、タレント・ベッキー(31)の不倫騒動について、相手のロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)の素行を批判した。

 結婚・離婚・不倫を味わった梅宮は「フルコースをやった人が言うのは重みが違う。結婚していてもウソをついて優しい言葉をかける男がいるんですよ。ベッキーちゃんも、相手の男性もこれからが大変」と分析。かつて不倫で騒がれた経験から「日本って、男性は何も言われないけど、女性が責められるよね」と男性社会の悪い慣習にまで切り込んだ。

 好感度が高かったベッキーは、今回の不倫騒動で大きくイメージダウンした。梅宮は「(タレントは)いい意味でテレビでは好感度を高めるよう演じている。私は何も飾らないから、こんな感じで生きてます。時には傷ついてきたから、人に優しくなれるし、だからこういう本を出せる。壁にぶち当たっている人に少しでも勇気を与えられたら」と自著もアピールした。

 また、会見の冒頭、司会者から「相手の生活もございます。不倫の質問だけは、どうかご遠慮していただけるようお願いいたします」とクギが刺された。このため、報道陣は会見で司会者に質問を促されても誰も反応しなかった。

 これには梅宮が驚き「ないんですか?! 珍しいですね。不倫のくだりで、シーンってなりましたものね。何でもいいんで聞いてください」と苦笑いした。ちなみに、かつて報道された山形の実業家Sさんとの不倫関係はすでに破綻している。