女優・大島優子(27)が10日、都内で行われた舞台「美幸―アンコンディショナルラブ―」の制作会見に出席した。

 放送作家・鈴木おさむ氏(43)が妻・大島美幸(36)のいじめ体験をもとに無償の愛を描いた作品。俳優・鈴木浩介(41)との二人芝居で、大島は主人公の美幸を演じる。

「二人芝居は正直不安だらけ。どういうふうにやっていくのか、いじめられた役をどう演じるか、私なんかが愛を語れるのか、自問自答しながらやっていくんだろうなと思う」と話した大島。鈴木氏から直接、出演オファーを受けた際には「二人芝居となると、隙も余裕もない。できるかどうか」と不安ばかりだったという。

 それでも、かつて(AKB48総合プロデューサーの)秋元康氏から「自分に負荷をかけないと成長できない」と教えられたことを思い出し、「自分に妥協したりでは、成長できないと思ったので、受けさせていただいた」と出演を決意した。

 舞台では衝撃の言葉が連発されるといい「2文字、3文字とかの衝撃の言葉が多くて、自身の口からその言葉を発した時にどういう化学反応が起こるのか楽しみ」。

 その言葉については、鈴木氏は「今は教えられない」としたが、大島は「頭の中にはあるけど、人生で一度も言葉にしたことがない言葉。でも、人生で一度しか言わないだろうから言ってみたい」と期待を膨らませた。

「美幸」は5月12日から24日まで東京・本多劇場で、5月27日から30日まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。