俳優の舘ひろし(65)、柴田恭兵(64)が10日、東京・新宿区の新宿バルト9で映画「さらば あぶない刑事」大ヒット御礼舞台あいさつを行った。

 舘が演じる刑事「タカ」と柴田が演じる「ユージ」がハチャメチャに暴れまくる「あぶデカ」シリーズの最終作は公開2日で21万人動員を記録し、現在大ヒット中だ。劇中さながら、サングラス姿で登壇した2人には「タカ~!」「ユージ~!」の大声援が飛んだ。

 柴田は「トオル(仲村トオル)に大ヒットしたことを伝えたら、『僕がちょっと本気出したらこんなもんです』と言っていた。トオルのおかげだと思ってます」と笑わせる。ロケはニュージーランドでも行われ、舘は「あまり天候がよくなかったけど、撮影の時はタイミング良く、太陽が出たりした。ゴルフも恭さまと2回やりました」と明かした。

 シリーズ最終作に柴田は「タカとは二度と会えないんだなと思うと、とても寂しい。舘さんとはまた会えるけど…。僕のムチャぶりなアドリブを受けてくれる人がいなくなると思うと寂しいですね」と本音をのぞかせる。あぶデカはアクションシーンもウリで、舘は「バイクからダンプに飛び乗るシーンが印象的。一発勝負だったので」と振り返った。