「下町ロケット」最大のピンチになっていたかもしれない! 覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された清原和博容疑者。本紙は昨年10~12月に放送され、高視聴率を獲得したTBS系の人気ドラマ「下町ロケット」に清原容疑者が出演する可能性を報じた。

「5日の一部朝刊スポーツ紙でも制作サイドが出演オファーを進めていたことが報じられた。ただ、報道では同局幹部が『危ないからすぐにやめろ』と止めたので、オファーもしていないと報じられているが、真相は違いますよ。実際にオファーしたが、撮影スケジュールが合わなかっただけ。しかも、止めたといわれる同局幹部は東スポの報道を見てから『本当に大丈夫か?』と確認したんです」(ドラマ関係者)

 出演の可能性があったのは、心臓の人工弁をテーマとした後編「ガウディ計画編」。前出のドラマ関係者によれば、具体的には最終回に登場する“真のラスボス”として白羽の矢を立てたという。

 しかし、1日しかなかった撮影日と清原容疑者のスケジュールが合わず、出演は実現しなかった。

「もし“ラスボス”として出演していれば、今回の逮捕で再放送できなくなった可能性は高い。続編や映画製作といった先々のことにも、少なからず影響が出ていたでしょう。局内でも東スポの記事のおかげで助かったという声が出ていました」とはTBS関係者だ。

 ストーリーはもとより大胆なキャスティングでも高視聴率を獲得した同ドラマだが、プロデューサーら制作陣は上層部から「大胆なのはいいが、ちゃんと身辺調査をしてから出演オファーしろ!」とキツ~いおきゅうを据えられたという。