女優の大島優子(27)が4日、都内で主演映画「ロマンス」のブルーレイ&DVD発売記念イベントに共演の大倉孝二(41)、タナダユキ監督(40)と出席した。

 AKB卒業後初めて主演を務めた同作は、昨年8月に公開。箱根を舞台に、大島演じる小田急ロマンスカーの車内販売員と、大倉扮する自称映画プロデューサーとの珍道中を描いたロードムービーだ。

 この日はバレンタインデーを間近に控えているとあって、大島が「本命! カッコ、ウソ!」と笑顔でロマンスカーの形をしたチョコケーキを大倉にプレゼント。ところが、大倉から「うれしいけれど、色がまずそうですよね」と言われ、「ひどい。今年一番最初にあげたのに」と悔しがった。

 撮影現場では大島の方が立場が上だったようで、大倉が「精神的にいつも圧迫されて…。いつも怒られてる。さっきも楽屋で怒られて、キツイです」と暴露した。

 すると、大島は「私の初舞台を見に来ると言ったのに、来なかったんですよ。『整体に行くから』って」とおかんむり。昨年10月の初舞台「No.9 不滅の旋律」を観賞する約束をドタキャンされたことにクレームをつけた。

 これに大倉は「久々に会ってもキツイです。今日も鼻炎を発症したので来たくなかったんです」とタジタジだった。

 もっとも「ラブコメみたい」(大倉)と表現するほど2人は息ピッタリ。夫婦漫才のような軽妙なトークで会場は笑いの渦に包まれた。

 大島は“大倉イジリ”について「会うとうれしいんです。スキだらけなんだもん。それを見せてくれるのがうれしいし、久々に会ってついついイジメちゃう」と笑顔だった。

 司会者から「また共演したい?」と聞かれると、大倉が「したいです」と即答すれば、大島も「私もしたいです」。大倉が「カップル役として」と迫ると、大島は「う~ん、どうしよっかな~」といたずらっ子のような表情を浮かべ「じゃあ、親子役でいいよ」とふてくされる大倉に、「変なおじさん役で」と笑った。