2013年に引退したG乳グラドル、坂ノ上朝美(27)の写真集、出演映画のDVDが異例の売れ行きを示している。本人は“引退記念”としてヌードグラビア、映画での濡れ場に挑戦したものだが、なんとか続編を作りたい出版社や映画業界から「どこにいるのか探し出してほしい!!」という声が飛び交う事態になっている。現在はキッパリ芸能界とは縁を切っている坂ノ上。果たして続編実現の可能性は――。

 坂ノ上は09年に芸能活動を始め、11年に神楽坂恵(34)らがいる事務所に移籍。以後は映画やグラビアを中心に活動していた。「ミスFLASH2013グランプリ」でファイナリストに残るも、グランプリを取れなかったことをきっかけに引退を決意した。最後に「活動した証しを残そう」と出演したのが雑誌「フライデー」のグラビアだった。初ヌードを披露すると、そのGカップ美巨乳とスタイルで読者の大反響を呼ぶ。フライデー編集部では14年、急きょ写真集として発売した。

 同編集部の奥村健太郎氏によれば「写真は箱根で日帰りで撮影したもの。ものすごい反響がありました。写真集は7000部が完売し、一時はオークションで10万円の値をつけたことも。デジタル写真集は平均の20倍は売れています」という。引退していたため、追加撮影はできなかった。

 奥村氏は「長くグラビアをやってますが、あれほどのプロポーション(T164・B90・W59・H91)はそういない。それでいて首から上は美人過ぎず、親しみやすい優しい顔。袋とじをやるたびに売り上げがいいですし、読者アンケートの反応も大きい。ぜひ復活してほしい」と坂ノ上の復活に期待を寄せる。

 実はこのグラビア撮影の前に、映画「おやじ男優Z」でもヌードを披露していた。坂ノ上は主演のトップAV女優役を演じている。今年1月にDVDが発売されると、アマゾンの「日本映画売れ筋ランキング」で2位に食い込んだ。販売会社では「DVDが売れない昨今、こういう映画の予約数は通常100件ぐらいですが、予約の時点で1000件を超え、以後もオーダーが絶えません。宣伝もしていないし、異例のことです」と驚きを隠さない。

 同映画の池島ゆたか監督によれば「最後に会ったのは13年の忘年会。その後の消息は全くわかりません」という。池島監督は坂ノ上の素質を高く評価している。

「演技は決してうまくない。でも集中力があり、マジメだったので、経験を積めば伸びしろがあると思いました。そしてあの類いまれなる肉体。くびれと自然な形の巨乳がすばらしい。また仕事したいですよ。どこにいるんだ? 出てきてよ。心当たりのある方、ぜひ連絡を下さい!」と本紙を通じて呼びかけた。

 坂ノ上が所属していた事務所「月の石」は「引退でスパッと芸能界とは縁を切り、今は普通の仕事をしているようです。復活はないでしょうね」と断言した。

 それでも高まる坂ノ上への“復活ラブコール”。本人はどう思っているのだろうか。