映画で有名な“あのスーパーカー”約1180万円で再発売へ

2016年01月30日 16時00分

30周年イベントに登場したデロリアン(2015年10月)

 1989年公開の「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」で描かれた未来がちょうど昨年10月だったことから、作品で描かれた世界と現実の違いが話題になった。その映画に登場する“あのクルマ”を復活させ、来年早々にも発売する計画が進んでいる。米CNNなどが伝えた。

“あのクルマ”とは、もちろん「デロリアン」。映画の中では、“ドク”ことブラウン博士が開発したタイムマシンを搭載したスーパーカーだ。実はデロリアンとは、実在した米自動車メーカーの社名で、1981~82年に「デロリアンDMC―12」として約9000台が生産された。当時としては珍しい跳ね上げ式ドアを備え、近未来的な外観で一部マニアに人気となった。

 ところが同社は82年に解散。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」第1作(85年)の劇中で復活を遂げたのだ。

 報道によると、今回製造するのはデロリアン・モーター社。もともとのデロリアン社とは無関係。オリジナルのDMC―12は北アイルランド・ベルファストの工場で製造されていたが、工場閉鎖後、大量に残されていたボディーパーツを同社が回収しており、生産に利用する。
 ただし、エンジンは別で、オリジナルの130馬力から350~400馬力のV6エンジンにパワーアップ。米国・テキサス州の工場で、年産50台を目標に、計300台限定で生産する。

 価格は約10万ドル(約1180万円)。残念ながら、タイムトラベル用の「次元転移装置」と、飛行用の「ホバー・コンバージョン」は搭載していない。