フリーアナウンサー・小林麻耶(36)が27日、東京・渋谷区のタワーレコード渋谷店でデビューシングル「ブリカマぶるーす」の発売記念ミニライブを開いた。

 ぶりっこアナとして“爆走”する小林が、まさかの歌手デビューを果たした。

 しかも、結構マジ。今回、作詞作曲を担当した音楽プロデューサー・今井了介氏は、安室奈美恵(38)の楽曲を手がけたことで知られる。ダンスは、きゃりーぱみゅぱみゅ(22)の振付師のMAIKO氏が指導した。

“ぶりっこ+かまとと”を意味するタイトル通り、赤と白のフリフリミニスカ衣装で登場。36歳とは思えぬほっそりとした美脚を披露した。

 ライブの開催自体、もちろん初めて。小林は感極まり、歌唱前のトークで「(歌手デビューできて)幸せだなと思っています…。まだ歌っていないけど、泣きそうで…」と大きな瞳をウルウルさせた。これはぶりっこではなく、ガチの感涙らしい。

 デビューのきっかけは、仕事でミュージシャンと共演するようになり、「2~3年前からフツフツと」歌手への思いを強くしていった。デビューのために「8か月ボーカルレッスンした」という。「憧れは『ミュージックステーション』です。タモリさん(70)に紹介してもらいたい」と語った。

 ただ、自身をアイドルでも歌手でもないと謙遜し、“アナウンサーアーティスト”と命名した。

 パンチラしそうな衣装には「ちょっと気になります」と赤面しながらも、「かわいい白をはいているので大丈夫です」と続けた。

 妹でフリーアナの小林麻央(33)からは「歌手デビュー!?」と驚かれたそうで、その夫・市川海老蔵(38)は「“天然ブリ”だね」とウソ偽りのないぶりっこと評されたそうだ。

 フジテレビのエース・加藤綾子アナ(30)が今春、フリーに転身することには「スーパーアナウンサー。私のような者がアドバイスするなんてとんでもない」と苦笑いして首を振った。