女優・高城亜樹(24)、元お笑いコンビ「キングオブコメディ」の今野浩喜(37)らが26日、東京・港区の「赤坂 RED/THEATRE」で、舞台「カサネ」の初日開演前に報道陣の取材に応じた。

 AKB48を卒業したばかりの高城は「グループから抜け出しての第一歩。息の長い女優になりたいです!」と意気込んだ。目標とする役者を聞かれると「温水洋一さん! 存在感がある。私は女版・温水洋一になりたい!」と仰天宣言。横で聞いていた酒井敏也(56)が「俺、(温水と)仲はいいんだけど、よく間違われる。それが嫌なんだ」とぼやき、会場を笑わせた。

 一方、元相方が逮捕され、コンビを解散した今野は「ああなってから俳優の仕事しかしてないんでね。俺、何者なんだろうと」と、現状に少し戸惑いを見せた。元相方には「ご迷惑をおかけしまして。(会見とかも自分が出ることで)こういう空気になる。全般にいろんな人に迷惑をかけた怒りはありますね」と本音を漏らした。

 そんな今野には、本紙客員編集長のビートたけし(69)が、2月28日に開催する東スポ映画大賞内「ビートたけしのエンターテインメント賞」で「激励賞」を贈る予定だ。

 たけしは「これから頑張れって意味を込めて」と話したが、このことに話題が及ぶと、今野は厳しい表情を一転させ「これについてはラッキーだった。ぜひ北野映画に出演させていただきたい。報道陣の皆さんからも伝えてほしい」と笑顔。授賞式での、たけしと今野のからみに注目だ。