女優・有村架純(22)と俳優・高良健吾(28)がW主演を務めるフジテレビ月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第2話が25日に放送され、平均視聴率は9・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、わかった。

 初回の11・6%から2ポイント下げた。

 王道のラブストーリーに回帰した「月9」だが、視聴率的に平成の世には響かないようだ。ドラマは2回目の視聴率が大事といわれるが、残念な結果になった。

「AAA」西島隆弘(29)が「キラリと光る演技を見せている」「西島君の威力はやっぱりすごい」などと役者・西島の演技がツイッターで話題になっているものの、いかんせん脚本が“昭和臭”満載。

 脚本は、大ヒット作「東京ラブストーリー」(1991年、フジ)の坂元裕二氏(48)だが、「淡々とした日常なのに、ドラマがあるし共感できる」と評価するツイートもある一方、「時代遅れ」と批判も噴出している。

 クリーニング店に勤める杉原音(おと=有村)と運送会社に勤める曽田練(高良)を中心に、東京にのみ込まれそうになりながらも、必死に生きる若者たちのリアルを描く。