「AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2016」最終日夜公演(東京ドームシティホール)が24日に行われ、デビュー10周年記念シングルのタイトルが「君はメロディー」(3月9日発売)に決定。注目のセンターは、HKT48(AKB48兼任)の宮脇咲良(17)となった。

 この日は「現役ver.」をファンの前で披露したが、同シングルには現役の選抜メンバー16人のほか、“OG”の前田敦子(24)、大島優子(27)、板野友美(24)、篠田麻里子(29)、4月8日に卒業する高橋みなみ(24)も参加する。

 春を感じさせる爽やかなパステルカラーを基調としたワンピース姿の宮脇は指原莉乃(23)ら先輩メンバーから「咲良、おめでとう!」と祝福されると、テレ笑い。宮脇は「ヤバイです。緊張で死んじゃいそう!」と重責に胸を押さえた。

 そんな宮脇はファンの中では“運動&歌オンチ”で知られ、一見頼りなさそうに見えるが、秋元康総合プロデューサー(57)、元総監督の高橋みなみらも絶賛する才能の持ち主だという。

「去年の総選挙で『私はAKBを壊したい』などと熱いスピーチをしましたが、高橋は『咲良のスピーチが一番良かった』と絶賛。SNSで東日本大震災の被災地支援活動をつづった文章を読んだ秋元さんは泣いたほど。たびたび文章力を絶賛され、執筆のオファーも検討されています」(AKB48グループ関係者)

 幼いころに伝記「ナイチンゲール」に感動し、医者を目指して猛勉強。難関中学に合格し、優秀な成績を収めていたが、アイドルの道に進んだ。
「HKT加入前は子役として劇団四季の福岡公演に出演したことも。ニューヨークでブロードウェーの出演俳優や振付師に指導を受けたほど。48グループでもダメさと秀才さのギャップでファンを魅了している」(前同)

 グループの将来を担うメンバーとして期待を一身に担っている。