「制服向上委員会」齋藤姉妹「何かを発信すれば何かは変わる」

2016年01月19日 19時22分

齋藤優里彩(左)と齋藤乃愛

 1992年に結成されたアイドルグループのしにせ「制服向上委員会」の齋藤優里彩(19)、妹の齋藤乃愛(15)が19日、東京・千代田区の参議院議員会館で行われた、映画「大地を受け継ぐ」(2月20日公開=井上淳一監督)の特別試写会に出席した。

 制服向上委員会は結成当初から反戦・反核、脱原発を提唱し、憲法9条を守るイベントにも参加している。乃愛は「グループで日本全国を回った。各地で原発付近に住む人の意見を聞き、原発はいらないと学んだ。日本ではすごく恐ろしいことが起こっていると分かる作品。食べ物から気をつけないと自分も被爆してしまう」と感想を漏らした。

 昨年6月には護憲団体のイベントで「諸悪の根源自民党」という歌詞の曲を歌い、物議を醸した。公演先では政治的主張の強い曲は歌わないでとくぎを刺されることが増えたというが、同時に注目度もアップし取材依頼も増えた。

 優里彩は「批判も寄せられるが、私が気になるのは批判の内容。『原発はあってもいい』という意見で私たちを批判するならありがたく受け取るが、アイドルはミニスカートをはいてかわいい恋愛の曲を歌うべき、子供が政治に口を出すなという内容が多い。海外ではおじけづかずに、歌で政権へのメッセージを発信するアーティストが少なくない。批判の内容が日本と海外ではまるで違う。そこを根本的に変えないといけない」と主張した。

 また、乃愛は「私はまだ選挙権もないが、歌でメッセージを伝えることはできる。一人でも、何かを発信すれば何かは変わると伝えたい。少しでもいい方向に日本が変わってくれれば。私はできることから始める」と主張した。