人気アイドルグループ「AKB48」が17日、東京・文京区の東京ドームシティホールで「AKB48単独リクエストアワーセットリストベスト100 2016」(16~18日)の2日目昼公演を行った。

 ファン投票で選ばれた楽曲をランキング形式で披露する恒例ライブ。4月8日に卒業する高橋みなみ(24)は、51位にランクインした自身の卒業ソング「背中言葉」を涙を流しながらライブ初披露した。

 また、49位の「純愛のクレッシェンド」では、同じ1期生メンバーの小嶋陽菜(27)、峯岸みなみ(23)と登場…するはずだったが、ステージは暗転し姿を見せない。

 イントロも始まらず騒然とする中、ステージが明るくなると、息を切らした高橋が現れた。「靴が脱げちゃって」。

 これに峯岸は「しっかりしろよ!」とご立腹。高橋は「靴脱げたから、もう1回カウントダウンちょうだいよ」とお願いし、ランキング発表から3人の登場はやり直しとなり、会場のファンからは笑いが起こった。

 MCでは、昨年12月に高橋から総監督を引き継いだ横山由依(23)が「たかみなさん、靴脱げちゃったらしいんですけど、(そんな姿に)安心しました」と、完璧な印象の強い前総監督のドジにホッとした表情だ。

 これで安心しすぎたのか、新監督は若手メンバーたちに「今年も1か月と17日たったけど、どう?」と大ボケ質問。「え? 1か月たってないですけど…」と困惑する大和田南那(16)らを横目に、「2月のつもりだったけど、まだ1月か」と苦笑いしながら訂正した。