NMB48の初ドキュメンタリー映画「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48」(29日公開)の完成披露試写会が15日、都内で行われ、山本彩(22)、太田夢莉(16)らが登壇した。


 劇中で涙を流すシーンもある太田は「彩さんが励ましてくれた。この方は歌、ダンス、パフォーマンス、表現力…全部においてパーフェクトで、後輩の面倒見もいいのに、なんで(昨年の)総選挙6位なんだと怒りが芽生えた」と不満顔。続けて「もし今年も総選挙があるなら、もっと上位に入るべき人物」と訴えると、薮下柊(17)ら他のメンバーも「1位になってください」と懇願した。会場から起こった大歓声に山本は「私が言わせているのかなって思われるから」と恐縮したが、決してリップサービスでもないという。


「AKB48グループ全体の握手会人気もダントツで、かつて“不動のエース”と呼ばれた元AKBの大島優子に匹敵している。最新写真集『みんなの山本彩』もオリコン週間ランキングの写真集部門で1位を獲得し、3万部の増刷が決まった。抜群の歌唱力を持ち、音楽番組でソロとして他のアーティストたちと堂々と渡り合えるのは山本だけ。女性ファンも多く、総選挙でいつ1位になってもおかしくない」(AKB関係者)


 さらに、48グループ頂点への追い風となっているのが、高視聴率が続くNHK連続テレビ小説「あさが来た」だ。


「AKBが担当した主題歌『365日の紙飛行機』でNMBながらセンターを務めた。大みそかの紅白歌合戦で弾き語りも披露し、ファン層はさらに広がっている。昨年の総選挙1位の指原(莉乃)に活躍では負けていません」(前同)


 くしくもこの日、HKT48の指原莉乃(23)が“乱入”し、NMBと同日公開となる初のドキュメンタリー映画「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」を猛アピール。山本は“映画対決”を制し、総選挙でも女王の座を奪えるか。