世界遺産の登録がUFOを呼び寄せた!? 富士山、富岡製糸場に続いて、昨年も「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する資産の一つとして長崎県の軍艦島(長崎市の端島)が、世界文化遺産へ登録された。夏以降、観光客も増えたが、その軍艦島周辺でこのところUFOが頻繁に目撃されているという。いったい何が起きているのか?

 UFOの目撃情報が相次いでいるのは、長崎半島先端の野母崎から軍艦島までの間、直線にして約4キロの地域だという。

 諫早市から観光に来ていた20代男性は「11月24日に(野母崎にある)権現山の上空にオレンジ色の強い光が浮かんでいたんです。最初は2つあって、フワフワと浮かんだまま、上に行ったり下に行ったりを繰り返していたのですが、それが少しずつ近づいていくと一つになったんです。すると、また一段と強い光を発するようになりました」と明かす。

 そのUFOはさらに奇妙に動き続けたという。

「山の上空を漂いながら稜線を下るような形で南の方向に向かって行ったんです。そして、海上にある大立神灯台の方に行きました。そこでまた上に行ったり下に行ったりを繰り返し、最後の最後には、軍艦島の方に向かってものすごいスピートで飛んで行ってしまいました。午後6時から10分間くらいのことでした」(同)

 男性はUFOを見たのも長崎半島に来るのも初めて。UFOの存在は信じていなかったが、この日を境にその認識は変わったという。

 また、軍艦島の見える集落に住む40代の地元男性からも同じ日の目撃談が聞けた。

「しょっちゅう見てますし、その日も見てます。UFOは軍艦島の南東方向に浮かんでいました。最初は2つあったのが合体しました。オレンジ色の光を放ち、その中央部分は黄色に近い色でした。そこから時計の針のようなラインが10本くらい出ていて、外周部分までつながっていました。消えるときに軍艦島の方向に向かって、あり得ないような猛スピードで飛んで行きました」

 さらには別の観光客も「その日は、大立神の近くで船釣りをしていました。薄暗くなってきたころです。頭上で『ミーン、ミーーン』という何かの機械が動くような音が聞こえてきました。なんだろうな?と思って見上げると、真っ赤な光を放つ大きな光球のようなものが浮かんでいた。しばらく止まっていたのですが、2~3分すると船の方に近づいてきた。もうビックリしました。船長はこの光球に襲われるのを恐れて、船を急発進させました。あんなのに体当たりされたら、船は真っ二つになってしまいますよ。もうあんな思いはしたくありませんね」(大村市から来ていた40代の男性)。

 UFO目撃はそれだけではない。軍艦島に近い地元では、頻繁に見られているという。

「これまで何度も見ていますよ。葉巻状のものだったり、糸巻き状のものだったり、スカイフィッシュのようなものだったり…いろいろあります。軍艦島にUFOの基地でもあるんでしょうかね?」(前出の地元男性)

 世界遺産登録でUFOが注目したのだろうか。軍艦島の知名度が上がるとともに、このような話もクローズアップされることになったのは間違いなさそう。日常的にUFOが見られるとなれば2016年は、世界遺産目的だけでなく、より多くの人が集まるかもしれない。