お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(38)が6日、都内で行われた、映画「手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」(23日公開)の完成披露イベントに出席した。

 悪役の闇博士マーブロ役で出演した山里は「みなさん、主役の登場ですよ~」とあいさつ。しかし、まばらな拍手に「映画を見たら、もっと嫌いになると思いますよ。僕のことを嫌いになる層が広がりそう。これまでは女子中高生で止まっていたけど、子供まで…。2016年は覚悟しなきゃ」と自虐発言のオンパレードだ。

 アカニンジャー役の西川俊介(21)ら戦隊メンバーは今年のえと、サルのぬいぐるみを持っている。これを見た山里が「なぜ僕だけないんだ!」とふてくされると、司会者は「そうくると思って、スペシャルなものを用意しておきました」。ここで登場したのが、サルの着ぐるみをまとった相方の山崎静代(36)だ。

 山里は「怪人が出てきた、倒して!」と戦隊ヒーローたちに懇願。一方、山崎は「こんなイケメンだらけの合コンに呼んでいただいて、ありがとうございます」と下心を丸出しにした。

 昨年10月のボクシング引退後、コンビでイベントに出演するのは今回が初。今年の抱負を聞かれた山里が「M―1で…」と話しだすと、山崎は「女優業を頑張りたい」とかぶせて笑いを誘った。

 また「戦隊をプロデュースするなら」という質問に、山里は「人に便乗ばっかりする『便乗戦隊ノルンジャー』。レッドはピースの綾部さんに決まっていて、敵は又吉にしたい。“火花”を散らす戦い」とドヤ顔で語った。