女優の高橋惠子(60)が6日、東京・松屋銀座で開催中の「追悼 池田重子コレクション 日本のおしゃれ展」(18日まで)を観覧した。

 昨年10月に亡くなった、日本一の着物コレクターとして知られた池田さんと20年来の知人だったという高橋は、「とても優しくて、いつもニコニコしている方でした。この展覧会は池田先生が生前に集めてきたものの集大成です」。

 さらに最近は若者の着物離れが進むなか、高橋は「着物は日本人の心、丹精込めて物を作る美への意識が感じられる。若い人にも着物の世界をもっと知ってほしい」と訴えた。

 また、高橋は今月61歳の誕生日を迎えるが、「また、新たなスタート。日本人の良さを見つめて海外の人に伝えていきたい」と、新年の意気込みを語った。