女性お笑い芸人のキンタロー。(34)が5日、都内で入籍発表会見を開いた。妊娠はしておらず、今後も芸能活動を続ける。

 キンタロー。は、ものまねタレントの河口こうへい(35)とテレビ番組の企画から交際していたが、2014年3月に破局。同年秋に、テレビ制作会社勤務のものまね番組ディレクターと“職場恋愛”をスタートした。昨年12月にプロポーズを受け、12月14日に入籍したという。

 梅柄の晴れ着で登場したキンタロー。は「ようやく春が訪れました。ハッピーウエディング・フライングゲットでございます。松竹芸能所属で梅の晴れ着。松竹梅そろいました」とあいさつした。

 入籍日にはイベントに出演し、イブを過ごす3人の候補がいることを明かしていたが、実際にはその直前に夫婦で婚姻届を提出していたという。

「うれしかったのですぐにでも発表したかったけど、年末はバタバタするので年明けにすることになった。ご報告が遅れて申し訳ありません。タイムラグはあったが、3人の男性で迷ったのは事実。紆余曲折して彼を選んだ」

 ヘビースモーカーで印象が悪かったという夫を初めて男として意識したのは、本番前にあがり症のキンタロー。がネタを見せた際、「大丈夫、困ったら俺を見て」と言ってくれた瞬間だった。

「そのひと言で彼が王子様に見えた。最初はアドバイスをもらい、だんだんと恋が芽生えた。私は好きになったらガンガンいくタイプ。積極的にご飯に誘った。“顔圧”が怖かったかもしれないが、根負けしたのか向こうも寄ってきてくれた」

 夫はちょっぴり太めでオードリーの若林、ハマカーンの浜谷、カワウソをまぜたような顔立ち。佐賀生まれの九州男児で「俺について来い」というタイプだとか。キンタロー。は、この日朝6時まで4時間かけて描いたという似顔絵を「一回やってみたかった」と報道陣に見せびらかした。

 交際中は三軒茶屋で、はるな愛の飲食店に行くなどしたが、写真を撮られることもなく「誰も私に興味ないのかな」と思ったという。

 キンタロー。は「彼は私が芸人としてストイックなところがいいと気に入ってくれた。ますます芸にまい進したい。夏に主演舞台があるので、それを過ぎたら“種付け”したい。子供は2人欲しい」と頬を赤らめた。